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PP203 Chair
PP201 / PP203 チェアは、PP701 ミニマルチェアの美学と PP66 チャイニーズチェアの構造を組み合わせ、新しい表現を生み出しました。1950 年代までのウェグナーの作品の特徴である有機的な形状のフレームです。
PP201 / PP203 チェアは、ハンス・J・ウェグナーと PPモブラーとの生涯にわたる密接なパートナーシップにおいて、最も重要な道しるべとなりました。
1969年まで、ウェグナーにとって PPモブラーの工房は、ビジネスパートナーというより自由に出入りする場所でした。
PPモブラーは、ウェグナーがデザインしたパパベアチェアのフレームをサブサプライヤー(下請け)として製作していましたが、ウェグナーと PPモブラーの関係性は PPモブラーのアイナー・ペダーセンや職人たちとの友情に基づいていました。
ウェグナーは、1960年代の終わりに PPモブラーと改良を重ねることになる 2つのプロトタイプをデザインしました。
ウェグナーが、興味があれば商品化して欲しいともちかけたのに対し、PPモブラーのアイナー・ペダーセンは片方のデザインのみを製作することにしました。それが 1969年に商品化された PP203 チェアです。
1969年、ウェグナーはPP201 / PP203 チェアのデザインに加え、PPモブラーのロゴをデザインし、PPモブラーが独り立ちできるように、PPモブラーに独自の営業部門と製品ラインを開始するように推し進めました。
PPモブラーは PP203 チェアの製作によって、長年の下請けからウェグナー作品を自ら製作する工房へと脱出したのですが、PPモブラーに販売組織が確立されていなかったこともあり、当初数年間はヨハネス・ハンセン社から販売されました。
「仕事を適切に行うということは、異なる木材を組み合わせるのが非常に上手でなければならないことを意味します。 木目は完成品の重要な要素です。互いに適合する 2つの木材を見つけることがほぼ不可能であることが判明した場合は、対照的な色の木材を挿入できます。そうすれば、2つの木材の木目にそれほど明確な違いは見られません。」Hans J. Wegner
PP201 チェアは PP203 チェアの改良版です。
背の中央はウェンジ材で接合されています。
座面はファブリックまたはレザーをお選びいただけます。
ファブリックの価格はお問い合わせください。
このチェアには PP70 テーブルが最適です。
こちらの商品はデンマークでの受注生産となります。
PPモブラーの商品は、ご検討のタイミングによっては、ご注文後、約半年〜1年以上お待ちいただく場合がございます。 納期はお問い合わせください。
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