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WAGENFELD LAMP WG24J
1924年にヴィルヘルムワーゲンフェルトによって設計された卓上ランプは、しばしばバウハウスランプと呼ばれています。バウハウス最盛期に作られた象徴的ランプで、ワーゲンフェルト監修の復刻モデルです。
1923年からデザインという考え方の源流として知られる教育機関、バウハウスで教鞭を執ったワーゲンフェルト。彼はまだプロダクトデザインという概念が普及しなかった1920年代、装飾的な照明の全盛期に、円や直線など基本的な図形のみで構成された革新的なテーブルスタンド、「ワーゲンフェルト・ランプ」を生み出したことで知られています。
このランプは厳密な幾何学的美しさと、大量生産に適した設計という、二つを両立しており、「工業と芸術の融合」というバウハウスの哲学を体現するものでした。後にこのランプについた呼び名「バウハウスランプ」がそれを証明しています。
ドイツのブレーメンに1900年に生まれたデザイナー、ヴィルヘルム・ワーゲンフェルトはバウハウス出身の最も有名なプロダクトデザイナーの一人です。
ブレーメンの銅器工場で見習いとして修行し、1923年からワイマールのバウハウスの銀細工コースに入り研鑽を重ね、1928年までにはデッサウに移ったバウハウスで教鞭を執ります。1930年にバウハウスが閉鎖された後は、自身の工房を設立。航空機内の食器デザインをはじめ、様々な工業製品をデザインしました。
ワーゲンフェルト・ランプの「WA 24」と「WG 24」は彼がまだ学生だった1924年に制作されたものですが、そのデザインにはバウハウスの精神がしっかりと反映されていました。
現在生産されているモデルは、後年ワーゲンフェルト自身による再監修を受け製作されたもので、テクノルーメン社は彼と交渉し、世界で唯一の再生産権を獲得し、ブレーメンで現在も生産を続けています。
すべてのランプには、ベースの下にシリアル番号が付けられ、バウハウスとTECNOLUMENのロゴが付いています。
1979年に、テクノルーメン社の技術者たちがワーゲンフェルトランプを復刻した際、このような証言を残しています。
「我々がワーゲンフェルトランプの復刻を始めるにあたり、まずバウハウスで行われた最初期の製品デザインを考証することが不可欠でした。すると、同時代のどのランプを見ても、ワーゲンフェルトランプほど不要なものを徹底して取り除き、明確なデザインコンセプトを持ったものはないことがわかったのです。彼がランプを生み出してから数十年が過ぎていましたが、その時代を超越するデザインに何度となく唸らされることになりました」。
当時から40年が経った今も、ワーゲンヘルトの設計の普遍的な美しさは、私たちに新鮮な驚きを与えてくれます。
こちらの商品は日本在庫品ですが、お問い合わせのタイミングによっては欠品している場合もございます。

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NAME |
WAGENFELD LAMP WG24J. ワーゲンフェルトランプ WG24J
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RABEL |
TECNO LUMEN (Germany) |

DESIGNER |
Wilhelm Wagenfeld |

SIZE |
φ180, H360(ベースφ152)質量 1.7kg |

SPEC |
E17 LED電球 25Wタイプ×1(専用ランプ)
ガラス、鋼ニッケルメッキ
プルスイッチ付
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PRICE |
● 仕様:ガラスベース
定価:190,300円(税込)
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